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スタッフの日記

2013年10月19日無料漢方相談の感想

Tさんは 女 60代前半 何年前 心臓疾患で ペースメーカーを付けました。主訴:疲れやすい、特に 雨の日 体痛くて 動きたくない 胸脇張る
 
風呂にはいると 楽になる。望診:顔 ちょっと むくみが あり 面赤 下肢もむくみがあり。舌診:舌体胖大 歯痕が あり 舌苔白い。脈:弦、弱(左)。四診で 脾陽不振により 懸飲を生じてる病気です。
 
Iさんは 女 60代前半 4年前 右耳は 突発性難聴で ずっと 西洋薬を 飲んでます。漢方で 西洋薬を変わりたい相談です。4年前 大きなストレスで 発症。舌:紫赤、乾き 浅い黄色い。脈:弦、数。 四診で 肝陽上亢による病気です
 
T君 男 10歳前後 6年前 発症 チック証で 西洋薬で 服薬中。漢方で この病気を治りたい相談です。舌:赤、痩、薄で。脈:沈、細、数で。
 
四診で 肝風内動による病気です。
 
Nさんは 女 30代 出産してから 5ヶ月 疲れやしいので 妊娠中に飲んだ当帰芍薬湯は のんでも 大丈夫ですか?と相談です。舌:痩、白で
 
脈:沈、細、無力で 四診で 気血両虚証です。当帰芍薬湯は 今の体に合わないです。
 

キネシオテーピング講習会に参加

4月21日 横浜医療専門学校同窓会により キネシオテーピング講習会を参加しました。

腰痛、かたこり、 不眠症 、五十肩など の治療キネシオテーピングを勉強しました。

これから 整骨院の患者さんに 使いましょう

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桂林堂治療院の理念

最近 新しいチラシで 当院の理念は 日本で 最高級の中国医学治療(気功整体、鍼灸、漢方)を提供します。などを 書きました。

なかなか 治らない病気の方は ぜひ ご相談に来てください。

上大岡院、日吉院、駒沢大学駅前院などのGoole MAPからの撮影

3月15日に 駒沢大学駅前院に Goole MAPにより 院内の撮影は 完成しました。

3月19日に 日吉院に GooleMAPにより 院内撮影は 完成しました。

今日 上大岡院に Goole MAPにより 院内撮影が 完成しました。

来月から Goole MAPより 院内ツアーが できます。

皆さん お楽しみに !

平成25年世田谷法人会新年会記念写真

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1月31日 三軒茶屋で 世田谷法人会新年会に参加しました。

漢方相談センターの新年会

1月27日に 横浜 日吉の中華料理店で 元中国中医病院の院長 治先生と 桂林堂と漢方薬提携の同仁堂の山根先生(遼寧中医大学出身)等と 新年会をしました。

「内病外治」について いろいろ 話しました。

今年は 治先生の外用治療は どんどん 展開しましょう。

今日 漢方相談の一人患者は 脊柱管狭窄証です。

手術以外の方法について 相談に来ました。

まず 桂林堂で 治先生の18種類の漢方薬の湿布治療にします。

この治療は 整体治療と一緒に します。今週の火曜日から 実施します。

治療経過は また 書きます。

上大岡院先生達の新年会

1月20日に 横浜  上大岡の中華料理店で 東大医学博士と 遼寧省中医大学の鍼灸師等 上大岡の先生達と 新年会をしました。

今年 鍼灸師 整体師 趙先生は 初めて 参加なので とても 面白かった。楽しかったの新年会でした。

鍼灸師の新年会

1月17日に 横浜 日吉で 小峯先生と 長森先生など 一緒に 新年会をしました。

皆さんは とても 楽しかった。

今年も ますます 頑張りましょう。

平成25年横浜南法人会新年会の記念写真です

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むち打ち症発症のメカニズム

 

むち打ち症発症のメカニズム  

むち打ち症の発症の解剖構造からみるとは、首を前に曲げると、頚椎の後方にある上下の棘突起(骨)の間(靭帯部分)が広くなります。そのため頚椎の骨と骨とを繋いでいる軟骨である椎間板(椎間板はメスでも切れるような比較的柔らかい物質です)に水平に線を引くと、頚髄神経の前方は椎間板を、後方は上下の棘突起(骨)の間にある棘間靭帯を通ります。すなわちこの一線上において、頚椎の骨性部分はわずかに椎間関節の上関節突起の先端だけですから、解剖学的構造によって、刃の薄い日本刀でも容易にほとんど抵抗なく斬首できることがわかります。

 車に乗っていて追突された時には、後方から座席ごと背中が水平方向に前方に押し出される衝撃を受けます。体の後方からの衝撃では、唯一上下の骨の間を繋いでいる椎間関節も制動には役にたちません。それは椎間関節は上関節突起と下関節突起で構成されていますが、上関節突起は下位の頚椎の一部であり、上位頚椎の下関節突起よりも前方に位置しています。このため、追突によって体が前方に移動し頭が残るような衝撃を受けると、骨性要素である椎間関節は制動には全く関与しませんので、制動に関係する最も硬い構造物は椎間板になります。しかし、椎間板はメスで容易に切ることができるほど柔らかい軟骨ですから、「ずれる力」がかかると、簡単に断裂します。これが低速度の追突でも、椎間板損傷を引き起こし、むち打ち症を発症する理由です。

 車を運転している時、前方や側方、後方を確認するため、頭はヘッドレストに接しておらず首だけで支持されています。運転席に座っている時の姿勢は、ブレーキ、アクセル等のペダルを操作するために背もたれは軽度後方に傾いており、首は軽く前方に曲げています。この首の位置では頚椎の椎間板から棘突起の間が一直線になります。すなわち切腹し斬首されるときの首の位置になり、首の骨で防御するものはありません。首がこの位置で追突されれば、車に固定されている座席とともに背中も前方に移動しますが、頭部は慣性でその場に残るため首に剪断力(ずれる力)がかかります。文献によれば、追突された時頭部に対して肩が15cm前方に移動しても、頭部は追突以前の位置に止まるとされています。首が剪断力を受けた時この力を防止する骨性の構造物はありませんので、可動性のない軟骨である椎間板に最も剪断力がかかり断裂します。追突時に身構えればむち打ち症の発生をある程度防止できますが、それは筋肉を収縮させて背骨全体を棒のように固定し剪断力を防ぐためと考えられます。

 これまではむち打ち症の発症の原因は、首の生理的な可動域を超えて後屈させられた時に起こると考えられてきました。しかし、最近の研究では首の生理的な可動域の範囲内でも発症することが解りました。すなわち、低速度で追突されてもむち打ち症を発症するのです。

 すなわち、むちうち症は、首への外傷によって、頚椎の椎間板にずれが生じて椎間板損傷を起こして発症することになります。

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