2011年10月
風邪の季節。健康管理にご注意を!
これから空気が乾燥してきますので、肺も乾燥し、呼吸器、皮膚、鼻などのトラブルをおこしやすいです。
季節の変わり目など、温度の変化が激しいときには、体温調節の働きがうまくいかないと免疫力が低下してしまい、風邪をひきやすくなります。
秋から冬にかけての気温の変化では、ウイルスは低温、低湿度で活動を活発化させる特徴もあいまって、さらに風邪にかかりやすくなるので注意が必要です。
風邪薬はウイルスそのものを撃退するというよりも、風邪による症状をやわらげるということで利用されています。
風邪を治すのはあくまで体に備わっている免疫力です。風邪をひいてしまったら、体力の回復に努め免疫力を高めるようにすることが大事です。
風邪予防の5原則
1.うがいをする
のどの粘膜の加温が予防に役立つ。市販の殺菌剤や温かいお茶でうがいをすればより効果的!
2.気温の差や室内の乾燥に注意
室内の温度調整や衣類等での調整、加温も心がけよう!冬の風邪のウィルスは湿度に弱いので、部屋には加湿器が有効。目安としては60~80%に設定
3.手をよく洗う
流水で石けんをよくつけて洗う!外出後、食前、顔や口に触れる前にも洗う習慣を!
4.人ごみを避ける、マスクの着用
5.寝不足、過労、お酒の飲み過ぎ、運動不足など不摂生をしない。
体が疲れていると、抵抗力が落ちて風邪をひきやすくなります。疲れを溜め込まないことがとても大切。
もし、風邪をひいてしまったら、灸も効果的です。大椎、身柱、曲池等に灸をすえます。
桂林堂でも風邪の初期の対応をいたします。鍼灸の症状をやわらげる効果もありますので、ひいてしまったら、速めにご来院くださいね。